2019年8月1日
BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark in SENDAI GIGS
ライブレポの後編です!
前半はこちら
セトリも載せているので、是非ご覧ください。
話がしたいよ
こちらも新しい曲だし、映画の主題歌だったので
ご存知の方も多いかもしれません。
この曲もとても優しい曲です。
ライブ中、歌詞をちょいちょい変えて歌ってくれて感激しました。
”まだ覚えてるよ 話がしたいよ”
↓
”まだ覚えてるよ 忘れたくないよ”
と変えてたのがとても印象的でした。
この素晴らしい光景、この楽しい今日を
心から忘れたくないって気持ちが
とてもよく伝わってきましたし
きっとお客さんみんなもそう思ったろうなって思います。
ちなみに主題歌になった億男 (文春文庫)という映画も
個人的にすごい好きです。
映画館とDVDで5回鑑賞してしまいました(笑)
さらに言えば、書籍も購入して読みました(笑)
お金ってなんだろう?
もちろん、無ければいけないものだけど
その価値は人によってマチマチだし
それを手にする為に、何を失って行くんだろう
とか、ちょっと哲学的な事を考えてしまいます。
劇中で初めて知りましたが
1円玉の重さは1グラムなのに対し
1万円の重さも実は1グラムだそうです。
一番価値が低いお金と
一番価値が高いお金の質量が同じというのは
なんとも不思議な話というか、皮肉な話ですね。
すいません、ちょっと話が逸れてしまいました(笑)
ダンデライオン
シンバルのカウントダウン後
スローリーに溜めるような感じで
「ダンデライオン」のイントロが始まりました!
これはまさかの不意打ちに
昔からBUMPを聞いているファンも歓喜だったハズ!
というか自分自身、ライブで初めて聞きました!
レポの前編であった”光るリストバンド”も
タンポポを連想させるように、黄色一色に輝いて
あたり一面、タンポポが広がっているようでした。
望遠のマーチ
曲が始まる前の暗闇の中
藤くんとヒロがめっちゃコミカルにスキップして
曲がスタート(笑)
妖怪ウォッチスマホアプリのCMに使われた曲ですね。
みんなで歌いやすい曲なので、とても盛り上がりました。
PVは水彩画?ぽくなっていて描かれたように見えますが
実はちゃんと本人達に動いてもらい、特殊な技法で作成したみたいです。
藤くんからのアーバンライフの提案
「GO」が終わり、藤くんトーク。
藤「ぎゅうぎゅう(お客さんが)だね。
お寿司みたいだよ。塩むすびみたいだな」と。
すごい言い回し(笑)
藤「僕がせーのって行ったら、一歩だけ下がってください。」
ヴォルテージが上がり、お客さん達が怪我などしないようにという配慮。
せーのと同時に全員が一歩下がり、「おー」と拍手が起きた。
実はライブ中、暑さを気遣ってか
自分たちのペットボトル(お水)を
何度もお客さん達にあげていた彼ら。
当然、ステージから放って渡しているので
気持ち的にはたくさんの人に渡したいけど
現実難しい。
どうするか?そこで考えた藤くん。
藤くん「もらった人がみんなで、わけてくれ。
取った人が分けてくれなかったら・・・・
分けてくれって言ってみてくれ。」
すごい提案に爆笑するお客さん達。
そう言ってまたお水を放り投げると早速
「分けてー!」とせがむ男性の声が聞こえて
流石に藤くんもウケてました。
新世界
CDで聞いた時も思ったが、まさに「新世界」って感じだった。
曲の雰囲気もそうだが
スタンドマイクを取って、ノリノリで歌う姿も今までは違う
新たなBUMPという感じだった。
思わず手拍子をして「ベイビーアイラブユーだぜ」と口ずさみたくなる。
メンバーもテンションが上がっていたみたいで
藤くんに至ってはなぜかピックを2個手に持って歌っていたらしい(笑)
また、ロッテ創業70周年記念のコラボで作られた
アニメーションも素敵です。
ロッテ×BUMP OF CHICKEN ベイビーアイラブユーだぜ フルバージョン
supernova
この曲もライブではお馴染み。
しかも、歌詞をその時その時で変えて
すごい気持ちを込めて歌ってくれる。
印象に強く残っているのは
本当に欲しいのは 思い出じゃない今なんだ
↓
本当に欲しいのは 君と出会った今なんだ
と変えて歌ってくれました。
こういうことをパッと言葉にできて
尚且つ歌えるのって本当に凄い事だなぁ
流れ星の正体
「supernova」が終わり
最後の曲は「流れ星の正体」
スポットライトが藤くんを照らし、引きが語りが始まる。
音楽雑誌「B-PASS」に1999年10月号〜2017年3月号まで
約17年連載されてた「Fujiki」が終わり
その思いの丈が詰まった曲だそうです。
連載中、全ての手紙を読んでいた藤くん。
並並ならぬ思いが込められているのだろう。
“ 紙に書かれた文字の言葉は、音を立てないで響く声
そうやって呼んでくれただろう
見上げればちゃんと聴こえたよ
僕の上にも届いたように君の空まで届いて欲しい “
という歌詞の時に、マイクを通してじゃなく
気持ちを込めて生の声で歌ってくれました。
アンコール
メンバーが退場したステージに向けて
自然に「supernova」の「ラーラーラー」の部分を
お客さん達が歌いだし
再びメンバーが帰ってくるのを待つ会場。
「アンコールどうもありがとう」と戻ってくるメンバー。
ここでグッズに関する紹介。
グッズのデザインは毎回、ベースのチャマが考案して作ってるので
物販にも熱が入る(笑)
中でもドッチビーをお勧めしてました。
前編記事でも少し触れましたが
- 飾れる
- 投げて遊べる
- くるくる指で回して遊べる
- 日傘にもできる
- マ●オカートゴッコができる
- おぼんにもなる?
19歳の頃
藤くんがウエイターで、チャマがシェフでアルバイトをしていたらしく
当時を思い出して、ドッチビーをおぼんがわりにし
「カ、カ、カフェラテでございます」とカミッカミで
当時を再現してました(笑)
イメージ図(笑)
アルバム作成にあたり、オーロラを見に行ったBUMP。
会場のみんなとも見たいと
合図したら、光るリストバンドをつけている腕を大きく上げて
「ふぅ〜」と言って欲しいと説明するチャマの後ろで
先ほどのおぼん遊びにハマる、ヒロと藤くん(笑)
チャマにいい加減にしてと怒られつつ
3、2、1のカウントで照明が落ち
リストバンドがカラフルに光だす。
そして、会場全体で「ふぅ〜!」(笑)
その様をチャマが動画に撮って、後日インスタグラムにUPされ
綺麗なオーロラが映し出されてました。
かさぶたぶたぶ
「久しぶりにやる曲をやろう」と
軽快にギターを鳴らし、メンバーが手拍子をとる。
「この段階でわかったら凄い」と言っていたが
すぐにピンっときた通り「かさぶたぶたぶ」でした。
本当はこの曲は隠し曲になる予定だったみたいですね。
ガラスのブルース
「もう一曲歌わせてください」と
やっぱり最後と言ったらこの曲。
また会おう。
また一緒に歌おう。
と気持ちを込めて、会場全体で歌う曲。
「僕のことは忘れていいよ
でも一つ忘れないでよ
君が上げたその手を」
と歌詞を変えて歌い、最後の曲を終えました。
最後に
「ガラスのブルース」が終わり
会場に向けてドッチビーを飛ばし退場するメンバー。
最後に1人藤くんが残り、語りだす。
「今日やった曲は今日だけのものだし
いい曲って言ってくれた人がいて、それを聞いて泣くほど嬉しかった
本当にどうもありがとう。
前のアルバムから3年半経ったわけだけど
俺たちも含め、絶対にみんな苦しいこと嬉しいこと
色々あったと思うんだよ。でも今日
こうやって会うことができたし
これから先何があっても、自分たちの音楽はずっと君のそばにいるわけだよ
どんな悲しいことがあっても、君はそのことに気づかないかもしれない。
それでいい。だけど、ずっといるからね。
どんな理不尽なこと、どうしようもない時も絶対いるからね
それだけは忘れないでくれ。
また会いにきたいし、また会いにくるって言いたいけど
明日、俺も君たちも生きてる保証なんてどこにもないじゃん。
だから、たまらなく怖いし、今日、今この瞬間がたまらなく幸せで。
そんな時間をくれて本当にどうもありがとう。」
と、最後はマイクを使わず「ありがとうよ!!!」と帰って行きました。
こちらこそ、最高の時間をくれて本当にどうもありがとうと言いたい。
※撮影許可時間内の撮影
ゲットした、銀テープ
ちゃんと仙台公演仕様になっております。