乾燥の季節。
乾燥によって何かと弊害が起こる現代。
リビング用に新たに加湿器を導入したから紹介したいと思う。
目 次
加湿器の重要性
空気が乾燥してくるこの季節。
エアコンで寒さ対策をしている場合、輪をかけて乾燥が進むので乾燥によって様々なトラブルが起こるようになる。
- 肌トラブル
- 喉の痛み、咳
- 風邪などの感染リスク
- 免疫力低下
肌トラブル
目に見えて実感するのは肌トラブルが多い。
肌が乾燥することによって、皮膚のかゆみや肌荒れ髪へのダメージに繋がる。
喉の痛み、咳
口や鼻から取り込んだ空気が通る喉にもダイレクトにダメージがいく。
取り込む空気が乾燥しているため、喉の潤いが少なくなり、ウイルスはまさに顔パス状態で体内に侵入できる。空気中に含んだウイルスや埃を外へ出そうと必然的にくしゃみや咳が起こるようになる。(就寝中に咳が出ることによって睡眠の質も低下)
風邪などの感染リスク
喉の痛み、咳のところにも通じるところだけど乾燥は風邪やインフルエンザ、今だとコロナ感染リスクにもなる。
空気中に水分が少ないため、飛沫などで飛んだウイルスが下に落ちることなくガンガン飛ぶ。オフィスや密閉された空間ならもちろんみんな同じ状態なので、ウイルスがガンガン飛びまくり、より感染リスクがUPする。
とある実験で、湿度60%〜90%の状態だと飛沫の飛距離が2%抑えられたと言うデータもある。
しかし、湿度90%にもなると今度はカビ発生に繋がるので、湿度は60%台をキープするのがおすすめ。
免疫力の低下
上二つの複合型。
空気中に水分が少ないので、埃やウイルスが下に落ちることなく、ノーガードのシームレス状態になった喉を通って有害物質が体内に侵入したり、咳による不眠症で睡眠の質も低下=十分な休養ができないことから言わずもがな免疫力も低下する。
加湿器を導入するメリット
加湿器を導入するメリットは先ほどあげたリスクを解消することもそうだが、実は電気代の削減にも繋がる。
湿度が高くなることによって、体感温度が上昇するのでエアコンの設定温度が抑えられ節電に繋がる。
加湿器の種類
加湿器は大きく分けて4つの方式タイプがある。
加熱式(スチーム式)
加熱式加湿器は要は電気ポットと同じイメージ。
電気ポットのように内蔵されたヒーターを使い、水を加熱してできた水蒸気を使って加湿する方式。
加湿の力は4つの方式の中では最も強く、加熱している分雑菌の繁殖を抑え、清潔な状態で使えることがメリット。
デメリットは、使っている時は常に沸騰させる訳なので電気代がエゲツないことになる。また、加熱して発生させる蒸気なので水蒸気が熱いので、小さい子やペットなどがいる家庭では危険というところ。
電気代は気にしないから、メンテナンスが楽で、加湿能力が高い加湿を求める人向け。
電気ポットでお馴染みの象印で販売している加湿器が人気。
(まんま電気ポットの見た目が面白い)
気化式
気化式は水をフィルターに染み込ませ、風をあてることにより水分を周りに拡散させ加湿する方式。
単純な方式になるので、メリットとしては電気代が安い。
また、加熱していないので蒸気が熱くならないから小さい子やペットがいる家庭でも安心して使える。
デメリットとしては、フィルターを通しているので多少は雑菌を抑えられるが、加熱していないのでどうしても不衛生になりがち。よって加熱式よりメンテナンスの手間がかかる。
また、フィルターを使用するのでフィルター交換をしなければならないというライトニングコストもかかってくる。
超音波式
超音波式は水に振動を与えて微細な粒子状にして水蒸気を出す方式。
振動で水蒸気を発生させるので安全に使うことができ、デザインも凝っているものが多く、雑貨屋さんで置かれている加湿器は大体このタイプ。アロマなども同時に楽しめて安価で導入しやすい。
デメリットとしては、フィルターも使わない方式なので雑菌が一番繁殖しやすく、頻繁にメンテナンスをしないとすぐに壊れる。
また蒸気が荒いので、煙が見えるので加湿されているなという実感が強いが、床などを濡らしてしまうことでカビ発生の心配も。
ハイブリッド式
ハイブリッド式は上の3つの方式の中から、二つを合わせた方式。
物によって違うが、例えば加熱式のヒーターと気化式の風を送る機能を合わせることで加熱した蒸気をより広い範囲へ広めることができるといった、両者のメリットを合わせてできたのがハイブリッド式(場合によっては両者のデメリットも統合されてる場合もあるが・・・)
選んだ加湿器
前置きが長く買ってしまったがモダンデコの加湿器と迷いに迷ったが、結局購入したのはSHARPのHV-P55-Wという機種。
加湿方式:ハイブリッド式(温風気化式)
加湿量 :550mL/h
目 安 :プレハブ洋室15畳
木造和室9畳
サイズ :22D×27.2W×45.5H cm
重 量 :5.2kg(本体のみ)
給水量 :約4L
消費電力:190W(おまかせ)
24W(エコ)
連続加湿:約7.2時間(強)
約19時間(静音)
タイマー:2 or 6 切タイマー
音 :23dB(最小運転音)
その他 :プラズマクラスター付
抗菌加工仕上げ
フィルター乾燥機能付
ちなみに、SHARPの加湿器を探すと同じような見た目で『HV-P55』とか『HV-R75』とか型番が若干違って迷うと思うんだけど、実は数字とその前に付いているアルファベットは年式とタンクの容量を示している。
【R】・・・2022年製
【P】・・・2021年製
【L】・・・2020年製
例えばHV-R75だったら、2022年製でタンク容量は75Lといった感じ。
加湿器の方式でも紹介したけど、意外と加湿器の作りは単純な構造となっているため、最新であるメリットがほぼほぼ無い。というか、機能的に変化がほぼ無いので型落ちを買うのが正しい選択となる。
HV-P55-Wの紹介
HV-P55-Wはコンパクトな加湿器。
丸みを帯びているので部屋に置いていても、柔らかい印象で優しく溶け込むデザインとなっている。
側面
側面の下側には水タンク
タンク部はバケツ式になっていて
分厚いフィルターと
Ag +イオンカートリッジが付けられる。
取手がついてるので給水する時ものすごい楽。
背面
背面のフィルターも楽々取れるので
メンテナンスもしやすい
上部
HV-P55-Wのウリの一つが給水のしやすさ。
給水タンクに取手がついているので、持ち運びが楽にできるんだけど、実はもっと気楽に上部からも直接給水可能なので便利。
実際の加湿
HV-P55-Wは蒸気が一切見えないので、ちゃんと加湿されているか不安になるんだけど、もちろんちゃんと加湿してくれる。
短い時間だが、湿度59%から64%までしっかり加湿。
この時のエアコンの温度設定は19℃に設定。
結論:買ってよし
コンパクトで消費電力も少なく、給水もしやすいHV-P55-W
この性能で1万円ちょっとというコスパを誇る加湿器。
今ならAmazonブラックフライデーの対象商品にもなっていて、さらにお得に買えると思うので、加湿器をお探しの方は是非チェックしてみてもらいたい。
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