新NISAが始まって早くも約2ヶ月。
本当であれば、新NISAが始まる前に2023年の振り返りと、2024年の方針を簡単に記事(ほぼ自分の備忘録)にしようと思っていたが、なかなか時間が取れずズルズルとここまでなってしまった。
というわけで、本日は投資を始めて約3年の私の現状と、2024年の自分なりの戦略を書いてみたいと思うので、これから投資を始めてみようと思う方や、ぶっちゃけ投資することによって、どのぐらい稼げているかなど参考にして貰えれば嬉しい。(ウダウダとほぼ答えのない雑談気味です)
※ 1)投資はあくまで自己責任です。
2)投資歴は3年。まだまだ毛の生えた
素人なので間違い注意。
3)投資には正解がないので
あくまで私の主観です。
4)投資は無理のない範囲で。
Table of Contents
2023年の振り返り
2023年の主な投資状況としては以下の通り。
- つみたてNISA(旧)
- 投資信託(特定口座)
- 国内個別株(特定口座)
- ETF
2023年までの2年間は楽天証券でつみたてNISA(旧)を満額(年間40万円)投資を行っていたが、2024年に新NISAが始まるということでNISA口座をSBI証券に移管。
移管した理由は、SBI証券の特定口座枠でSBI証券でしか買えない商品をすでにつみたてNISAとは別に追加投資していたのが理由。(あと楽天経済圏の改悪)
特定口座とはものすごい簡単にいうと、投資の税金手続きを簡単にする口座のこと
次のブロックでは各口座毎に購入していた商品と利益を公開。
旧つみたてNISA(楽天証券)
2024年2月17日 現在
- たわらノーロード先進国株式
保有数 : 176,179口
時価評価額: ¥525,630
運用益 :+¥148,112 - ニッセイ日経225インデックスファンド
保有数 : 25,784口
時価評価額: ¥121,412
運用益 :+¥ 35,379 - eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
保有数 : 392,334口
時価評価額: ¥1,062,872
運用益 : +¥326,431
時価評価額計: ¥1,709,914
運用益計 :+¥ 509,922
色々勉強とかしていくうちに、今にしてみたらこれは買わんなぁと思える商品もあるが、別証券会社で新NISAを始めたので、あとはこれを非課税期間である20年間まで放置。
NISA口座は1人1口座しか持てない。ただし、旧NISA口座を持っている人は追加投資はできなくなるが、現NISA口座とは別枠で保有可能になる。
特定口座(SBI証券)
2023年12月29日 現在
- SBI・V・S&P500インデックスファンド
保有数 : 209,817口
時価評価額 : ¥466,402
運用益 :+¥ 98,152 - 日本郵政
保有数 : 100株
時価評価額 : ¥125,950
運用益 :+¥ 43,850
配当金(年):¥5,978(税引き後)
SBI・VS&P500はアメリカの優良企業500社に投資してくれるので、リスク分散ができ、信託報酬も0.0938%と安く、人気の商品。
今回、楽天証券からSBI証券に移った一番の理由がこの子。
日本郵政はPOで当選したので、格安で手に入った。
ETF(SBI証券)
2023年12月29日 現在
- Vanguard Total World Stock ETF(VT)
保有数 :30口
時価評価額 :$3,093(¥438,680)
運用益 :+¥ 70,160
配当金(年):¥6,167(税引き後) - SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF(SPYD)
保有数 :19口
時価評価額 :$39.44(¥106,281)
運用益 :+¥ 10,255
配当金(年):¥2,693(税引き後)
円安が進んだり、2024年にはNISA枠に移管しようと思っていたので、思うように買い増しができなかった1年間。実際に買えなかった分はETF購入待機資金として寄せてあるので、2024年はマイルールに従い買い増していく。
ETFは上場投資信託のこと。取引所に上場しているので、個別株のようにリアルタイムで売買できるよ
IPO(SBI証券)
IPOも頑張っている。
新期上場株式が発表される度応募しているが、2023年3月にようやく『Arent』という建設業界を中心としたDXコンサルティング、システム開発、システム販売等を手掛ける会社のIPOに当選。
初当選ということで、オーソドックスに¥1,440で初値売りをし、約¥40,000ほどの利益を獲得。
ちなみに今、Arentの株価を見てみたら¥5,040になっており、仮に初値売りをしないで今売ったらというタラレバの話をすると¥504,000になり、約¥360,000ほどの利益を獲得できた。
泣かない
2024年の戦略
2024年は新NISA開始元年。
先ほども話した通り、今年は今までとは違い準備から始まる。(証券会社変えない場合は特にはない)
新NISAに向けての準備(証券会社変更)
まずはNISA口座を楽天証券からSBI証券に移すための手続き。
(証券口座の変更しないなら不要な手続き)
と言ってもそんな難しいことじゃないから安心してほしい。
楽天証券から『勘定廃止通知書』という書類を送ってもらう手続きをしたあと、届いた勘定廃止通知書と必要書類(マイナンバーカードのコピーや、身分証明書)をSBI証券へ送付するだけ。
自分は12月の中旬ぐらいに手続きを行ったので、SBI証券でNISA口座が開設されるまで結構時間がかかった。新NISAに間に合わないんじゃないかと心配したが、なんとか間に合うことができた。
注意点として、1年間で一度でもNISA口座で投資商品を購入した場合、その年は証券口座変更が出来なくなるので注意。
特定口座の売却
自分の場合は、すでにSBI証券の特定口座で購入していた「SBI・V・S&P500インデックスファンド」とETFの「VT」を一旦全部売却してしまい、NISA口座で買い直した。
特定口座ということで、売却時に利益に対し税金(20.315%)がとられ、資産が目減りしてしまったが、これから長期間のことを考えるとやはり一度売却して、非課税で運用できるNISA口座で運用した方がリターンが良くなるから仕方ない。(税金茸)
2024年の方針(投資先)
2024年の投資銘柄はほぼほぼ変更はない。ただ、新NISAが始まったら買おうと待機資金で寄せていたお金でVYMを一括投資する予定。
今はドルが割高すぎて変えていないが、配当金が出る3月までには買いたい。
ということで、2024年の保有銘柄(予定)はこんな感じで行こうと思っている。
- 旧つみたてNISA(放置中)
・たわらノーロード先進国株式
・ニッセイ日経225インデックスファンド
・eMAXIS Slim米国株式S&P500 - 新NISA(成長投資枠)
・SBI・V・S&P500
(特定口座買い直し分)
・VT(ETF)
・VYM(ETF) - 新NISA(つみたて投資枠)
・eMAXIS Slim米国株式S&P500
・たわらノーロード先進国株式 - 特定口座
・日本郵政 ※買い増し無し
・SPYD(株価上昇低いから)
2024年方針(手法)
銘柄の選定もある程度済んだので、あとはこれまた重要ないくら投資していくかだ。
以前のつみたてNISAだったら年間上限額は40万だったが、新NISAになったことで年間投資上限が変わった。
・つみたて投資枠:120万円 (年間)
・成長投資枠 :240万円 (年間)
・生涯投資枠 :1,800万円(生涯)
今までは年間40万だったので、多くの人が満額つみたてNISA口座枠を埋めれたと思うが、新NISAになり流石に年間360万を毎年埋めれる人は少ないと思う。
しかし、新NISAの非課税期間は恒久化、つまり無期限になったので無理して毎年満額投資枠を使う必要は無くなった。
毎年満額投資して5年で生涯投資枠である1,800万円を埋めるも、数十年かけて生涯投資枠1,800万円を埋めるのも良しと戦略次第なのだ。
しかし、現実複利効果を考えると早めに満額投資するに越したことはないのは確か。自分の場合は満額は無理だけど、せめてクレジットカードで買える上限の5万円をつみたて投資枠で行う予定。(現状、法律でクレジットカードでの投資はで5万までと定められている。※投資信託に限る)
SBI証券で投資をする場合は三井住友カードが便利。
以前記事でも紹介したが、SBI証券で三井住友ゴールドカードを使うと1%も還元になる。
つまり、毎月5万円三井住友ゴールドカードを使いSBI証券で投資すると毎月¥500相当のポイントが貰え、1年間だと¥6,000相当のVポイントが貰えてしまうのだ。
ちなみにノーマルの三井住友カードだと0.5%還元。
投資をしつつ、ポイントが年間¥6,000も戻ってくるので非常にお得。貯まったVポイントは引き続き投資に使えたり、さまざまなポイントにも移管できるので日頃の買い物にも使える。
2024年方針(早速方向転換)
新たな方針が決まったと思いきや早速方向転換。
私は割と石橋を叩いて渡る方なので、結構投資も堅実なアセットアロケーションで構成している方だと思う。
しかし、私もまだ30代(一応)。
もう少しリスクを取ってもいいのではないか?と。
日々の支出を抑え、せめてつみたて投資枠満額を埋めてみてもいいんじゃないかと。
色々試算してみた結果、結局つみたて投資枠満額はやめて、クレジットカードの還元を最大限受けれる5万円と、プラス現金1万円での投資で考えが落ち着いた。
あとETFは年始から見て、数%下落したら買い増すルールでやっていこうと思う。
多分また方向転換する
と、決めてもきっとリバランスはする。
先ほど話したクレジットカードでの投資限度額は月額5万が上限だが、恐らく3月か4月には月額10万での投資信託購入が可能になる。
そうなると還元ポイントに改定があるかわからないが、現状の三井住友ゴールドカードのルールでいけば1%還元になるので、毎月10万円三井住友ゴールドカードで投資すると年間12,000ポイントも還元される計算になる。
そう考えると積立投資枠だけを考えるとこれが最適解になりそう。
投資は無理のない範囲で
いよいよ始まった新つみたてNISA。
いい制度だし、今は報道などでバブルだなどと言われているが、メディアに惑わされることなくこれから投資をやってみようと思っている方は無理のない範囲で行なってほしい。
今は株価など調子が表面上いいが、必ずまた暴落がくるので無理に突っ込んだりしないこと。むしろ暴落の時が一番買い時なので正直今から投資を始めるのにはあまりお勧めしない。
だが、暴落するまで待つのも機会損失になるので、ここは暴落した時にたくさん買えるように待機資金を中心に貯めておいて、今はまず投資することに慣れるように少額から始めてみるのが一番お勧めできる手法。
投資はリスクとリターンは表裏一体なので、生活防衛資金を残した上で余剰資金などで行なっていこう。
一気に儲けようとするのではなくコツコツと淡々に。