去年の9月にGoogleさんのご好意?で約21%引きで手に入れた『Google Pixel Buds Pro』
2023年3月のアップデートでとうとう”空間オーディオ機能”も追加されて、さらに魅力的なイヤホンになったのでこの機会に改めてレビューしたい(案件ではない)
目 次
Pixelユーザーには最適のイヤホン
当たり前だけど、Pixel Buds Proは Pixelを使っているユーザーにとてもお勧め。
Pixelを使っていないAndroidユーザーで、ノイズキャンセリングがついたワイヤレスイヤホンを選ぶなら有力候補に入れても良いアイテムだ。
iOSでも使うことはできるんだけど、iOS端末だとカスタマイズ系のことができなかったり、Googleアシスタントができなかったりするようなのでお勧めできない。
やはり、同ブランド同士で使うのが一番正解だということだ。
実機をウォッチング
参考までに実際のPixel Buds Proを紹介。
商品のディテール等参考にして欲しい。
まるで1個売りされている高級卵のようだ
フォルムはコロンと丸い可愛らしいデザイン。
見た目もそうだけど、質感もツルツルというよりは卵のような質感。
結構肌触りも良く、所有欲を満たしてくれる出来栄え。
以前使っていたGalaxy Buds+と比べてみるとこんな感じ。
マット感が結構違う。
比べてみるとPixel Buds Proは楕円形の形をしているので、手の平で包み込むようにして持てるデザインとなっている。
後ろ側にはペアリングボタンがある。
通常、Pixel端末or Android 6.0以降のスマホの場合はケースを開けただけでペアリングできるが、それ以外の端末で使いたい場合はこのボタンを使用する。
ケース下にはUSB-C充填ポート。
Pixel Buds Proは物理式充電の他に、Qi認証ワイヤレス充電にも対応しているのでありがたい。
ケースを開けると、こんな感じでイヤホンが収納
ちょっとわかりにくいと思うけど、カラーはFogをチョイス
イヤホン自体もコロンとして可愛い見た目。
カラーは全部で4種類あるんだけど、どれも個性的かつポップな色合いでどれにするか非常に悩むところ。
内容物は少なく、本体、クイックガイド、イヤーチップの3つとなっている。
内容物はシンプル
イヤーチップは 大、中、小と合計3種類が用意されている。
接続は簡単
先ほどもちらっと言ったがPixel Buds ProとPixel( Android6.0以上)のペアリングは非常に簡単。
イヤホンがケースに入っている状態で、ケースの蓋を開けるとペアリングするかどうかの通知がスマホ側に出るのであとは接続をタップするだけ。
カスタムして自分好みに
Pixel Buds Proは自分の好みの音質や本体のタップ操作などカスタマイズが可能。
設定の仕方は別途専用のアプリ等は必要なく、スマートフォンの設定から進むことでいじることが出来る。
【設定】➡︎【接続済みのデバイス】➡︎【Google Pixel Buds】 ⚙
自分はめんどくさいんでショートカットをホーム画面に作って使用している。
【ホーム画面長押し】 ➡︎【ウィジェット】➡︎【 Pixel Buds】
音質やタップ操作の設定の他にも、そもそもの自分の耳とイヤホンのフィット感なども自動で調整してくれる。これもすごく使える機能の一つ。
Pixel Buds Proの実力
見た目が良くて機能満載なPixel Buds Pro。
音質もデフォルト状態でも非常にバランスがよく優等生。(個人の感想)
ノイズキャンセリングもついているので、より一層音楽の世界に没頭できる。
そんなPixel Buds Proの気に入っているところ(主に機能面)を紹介。
ノイズキャンセリングの威力
流石に形状的にWH-1000XM4のようなヘッドフォンと比べてしまえば少し弱いが、ワイヤレスイヤホンでこれほどのノイズキャンセリングがついていれば十分レベル。
耳の奥の気圧を自動測定し、それに応じてイヤホンが減圧してくれるのでノイズキャンセリング特有の耳が詰まったような感覚にもなりづらいのが賢い。
読んで字のごとく『騒音を打ち消す』機能。
まわりの話し声や、電車や飛行機などのモーター音などを抑え込んでくれるので、音楽など集中して聴きたい時や、電車などの騒音を解消したりすることができる。
もちろん、周囲の音が聞こえなくなると困る場面などは『外部音取り込み』モードもワンタッチで、ノイズキャンセリングと切り替えることが出来るので、わざわざイヤホンを取らなくても状況に応じて変えることができる。
ノイズキャンセリング状態でもちろん音楽を楽しむこともできるが、以前紹介した”Audible”とも相性がいい。集中した状態で聴けるのでインプットにもおすすめ。
Bluetoothが途切れない
Bluetoothの接続さは優秀。
今まで使っていたGalaxy Buds+と比べると、抽象的な実体験で申し訳ないが
今までは玄関にスマホを置いた状態でYouTubeなどを聴きながら、外にある車まで行くと音がブチブチと切れていたがPixel Buds Proを同じ条件で使っても一度も途切れることなく使うことができた。何気にストレスになるBluetoothの接続切れ解消は嬉しい。
タップ操作が使いやすい
音楽などを聴いていて途中で音量を変えたり、次の曲へ飛ばしたり、先ほど触れた『外部音取り込み』などわざわざスマホを出して設定するのは恐ろしく面倒。
そんな時はイヤホン本体を前方へスワイプしたり、ワンタップ、ツータップなどすると設定した動作をしてくれるのがとても便利。
言うてもこう言う機能は他のワイヤレスイヤホンでもよくあるんだけど、Pixel Buds Proは本当に使いやすい。
今まで使っていたワイヤレスイヤホンでは、同じように前方をスワイプして音量を操作したりする機能があったんだけど、反応がとにかく悪かった。
しょっちゅう使う部分の機能だから、こう言うところは本当に大事。
マルチポイント接続
割とお高めのイヤホンなどに搭載されている『マルチポイント接続』
本機にも搭載されている。
例えば、イヤホンをつけて音楽を聴いているとして、途中でPCなどでビデオ通話をしようとした際に、わざわざBluetoothを切り替えなくても自動的にビデオ通話の方へ音声を切り替えてくれる機能。
端的に言うと、登録した機器の音を自動的に切り替えてくれる。
自分はサブ機のスマホを一台使っているので、これは結構便利で好き。
空間オーディオ
2023年3月のアップデートで追加された空間オーディオ機能。
AppleのAirPodsにも搭載されているが、ついにAndroidでも体感することができるようになりました。
音楽や映像作品などを自分の空間(周り)で聞こえるDolby Atmosの技術。
例えるなら映画館のイメージ。
より音のリアティ感を体感できるようになる。
さらに、空間オーディオに加えてヘッドトラッキングにも対応になった。
人の頭の動きを検知し、その向きに追跡して音が聞こえる技術。
例えば、左に頭を動かすと左の音が強く聞こえ右側の音が少し小さく聞こえるようになる(説明下手で申し訳)
要は、自分がその音の空間の中にいて360°から音を楽しめるといった具合の機能達と言うところ。こればっかりは文字だと伝わりにくいから是非一度凄さを体感してみてほしい。
すでにPixel Buds Proをお持ちの方がいたら、イヤホンをアップデートしてもらい
Buds Proの設定画面からオンにすることでできる。
気になる点は二つぐらい
Pixel Buds Proで気になる点を挙げるとしたら2点。
1つ目は、イヤホン本体がケースから若干取りずらいところ。
今では慣れたのでわりかし問題なく取り出せるが、買った当時はどうにも取り出しずらく、イヤホンを落としてしまいそうになりハラハラしていた。
二つ目は本体とか仕様などの問題点ではなくコンテンツの問題。
先ほど紹介した空間オーディオだがとても迫力があり、気に入っているんだけAmazon musicやNetflixなど一部対応しているのだが対応するコンテンツがまだまだ少ない。
さらにPixel Buds Proの空間オーディオはPixel6/Pro6またはPixel7/Pro7でしか使うことができない。(2023年3月現在)
音楽を聴くためだけならまだいいが、Netflixなどを映像を見る際に使うには、やはりタブレット等の大きい画面で見たいもの。しかしここに関しては、おそらくいずれバージョンアップで解消してくれると思うので、そこまで神経質に捉えることではないと思う。
あとがき
もちろんiPhoneをでもPixel Buds Proを使うことは可能だが、やはりターゲット市場はAndroid端末。言うなればPixelを使っている人にとっては現在最適解で無二のコードレスワイヤレスイヤホンとなるだろう。
今なら新生活セールとして、15%で購入することができるので気になる方は2023年4月2日までがセール期間となっているので是非チェック。
Color
4種類
・Charcoal
・Fog
・Lemongrass
・Coral
互換性
Bluetooth4.0以降に対応したAndroid
IOSデバイス、タブレット、PCなど
防滴仕様
イヤホン本体 IPX4
ケース IPX2
通信方法
イヤホン左右ともBluetooth5.0
オーディオ
・イヤホン左右とも専用の11mmの
ダイナミックスピーカードライバ搭載
・外部音取り込みモード搭載
・Volume EQ5
・圧力自動調整
音 声
3つのマイク搭載
・音声加速度計
・風切り音を軽減するメッシュカバー
・ビームフォーミングマイク
センサー
・音楽・通話・Googleアシスタント操作に
対応した静電容量方式タッチセンサー
・イヤホン着脱を検知センサー
(自動再生/一時停止)
・加速度計とジャイロスコープによる
モーション検出
・ケース開閉検出用ホール効果センサー
充 電
・USB-C
・Qi認証ワイヤレス充電
バッテリー
・アクティブノイズキャンセリング未使用時
イヤホンのみ 連続再生最長11時間
充電ケース込 最長31時間
・アクティブノイズキャンセリング使用時
イヤホンのみ 連続再生最長7時間
充電ケース込 最長20時間
充電ケースにイヤホンを入れて
5分の充電で最長1時間の音楽再生可能。
サイズ
イヤホン本体
22.33mm×22.03mm×23.72mm
0.87×0.93インチ
充電ケース
25mm×50mm×63.2mm
0.98×1.97×2.49インチ
重 量
イヤホン 6.2g
充電ケース 56.2g
トータル 62.4g
イヤフォン
機 能
・リアムタイム翻訳
・ノイズキャンセリング
・外部音取り込みモード
・マルチポイント接続
・ワイヤレス充電
・Googleアシスタント
・空間オーディオ
・ヘッドトラッキング
・着脱による自動停止
・防滴および防水性能
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