SBI証券から、アメリカの高配当株式ETF「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」を投資対象とした新しい投資信託「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」が登場しました!この商品について、わかりやすく、さらに詳しく説明します。
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SCHDって何?
SCHDは、アメリカで大変人気のあるETFです。このETFは10年以上連続して配当金を支払い、増配傾向にあるアメリカ企業約100社を対象にした「ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス」に連動しています。
- 安定した配当:過去10年以上にわたり、配当を継続している企業だけで構成されており、安定した配当収入が期待できます。
- 優良企業への投資:コカ・コーラやマクドナルドといった、世界的に有名な企業も組み入れられています。
- 長期的な成長:配当だけでなく、株価の値上がり益も期待できます。
このETFは、配当収入を重視しつつも長期的に資産を増やしたい投資家にとって理想的な商品となっています。経費率も低く優良企業へ分散投資できることから、安定性と成長性のバランスがとてもいい内容になっています。
銘柄の構成比率
SCHDに含まれる銘柄は、配当金の支払いが安定しているアメリカの大企業で構成されています。これにより、リスクを分散しながらも、魅力的な配当収入が得られるポートフォリオが実現されています。
- 情報技術(IT)セクター:約19% 約19%を占めるこのセクターには、マイクロソフトのような世界的な大企業が含まれています。これらの企業は、クラウドサービスやソフトウェアで成長を続けています。
- ヘルスケアセクター:約16%
約16%を占め、ジョンソン・エンド・ジョンソンのような製薬大手が含まれています。このセクターは景気に左右されにくく安定性が高いです。
- 金融セクター:約14%
約14%の割合で、バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースなどが投資対象です。これらの企業は高い収益性と配当実績を誇ります。
- 一般消費財セクター:約13%
約13%を占め、コカ・コーラやペプシコといった消費者に身近な製品を提供する企業が含まれています。
- 通信サービスセクター:約11%
約11%を占めるこの分野には、ベライゾンやAT&Tのような大手通信企業が含まれ、安定したキャッシュフローを提供しています。
各セクターに分散することで、仮に一つの業界が落ち込んだとしても他の業界でカバーできるので、リスク分散することにより全体のパフォーマンスに与える影響を軽減することができます。インデックスは四半期ごとに構成銘柄を見直すため、経済や市場環境の変化にも柔軟に対応します。
SBI版SCHDのポイント
2024年12月20日に運用が始まる「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」の特徴は以下の通りです。
- 年4回の分配金が受け取れます。
- 手数料(信託報酬)が0.1238%と、楽天版よりも安いです。
- 分配金の受取方法を柔軟に変更可能(楽天版ではNISA口座の場合、変更できません)
- SBIのポイントプログラムの対象(楽天版は対象外)
このファンドでは、低コストで配当金を安定して受け取ることが可能です。
また、年に4回も分配金が支払われるため、定期的に現金が必要な人や、投資で利益を実感したい人にとって大きなメリットがあります。
さらに、楽天版と比べてポイントプログラムの対象であるため、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まり、これを再び投資に活用することが可能です。これにより、コストを抑えつつ効率的に資産形成が行えます。
SBI版は、特に資産形成を意識した長期投資家に向いており、手数料の低さが複利効果を高める要因にもなります。
比較項目 | SBI版 | 楽天版 |
---|---|---|
信託報酬(手数料) | 0.1238% | 0.192% |
分配金の受取変更 | 可能(NISA口座含む) | 不可(NISA口座) |
ポイントプログラム対象 | 対象(SBIマイレージ) | 非対象 |
期待できるリターン
SCHD自体の直近配当利回りは約3.45%で、安定した収入が期待できます。
さらに、SCHDのこれまでの運用成績は、アメリカの主要な株価指数「S&P500」とほぼ同じレベルで、高い配当を受け取りながら株価の成長も見込めます。配当金と株価の上昇、両方を期待できる点が大きな魅力です。
どんな人に向いているか
- 安定した配当収入を求める人
- コストを抑えつつ米国高配当株式に投資したい人
- 長期投資で資産形成を目指す人
注意点①:税金について
米国株式からの配当金には、米国で10%の源泉徴収税が課せられます。さらに、日本国内でも約20.315%の税金がかかるため、二重課税となります。
しかし、「SBI・S・米国高配当株式ファンド」では二重課税調整が行われるため、特定口座で運用する場合は米国課税が調整され国内課税分のみが適用、NISA口座で運用する場合は日本課税分が免除されるので米国課税分が適用されます。
- 特定口座・・・国内課税のみ(実質)
- NISA口座・・・米国課税のみ
NISAだから全部非課税で運用できると思ってた方は注意。
注意点②:NISAの場合投資枠が減る
せっかくなので、NISA口座でSCHDに投資をして、配当金を再投資で考えている方は新NISAの投資枠が減ることは意識しておきましょう。
一度配当金として支払われたお金を、再度投資に回すのでNISAの設定されている投資枠にカウントされてしまうので新NISAを最大限活かそうとするならば、特定口座で運用する方が良い場合もあります。
新NISAの生涯投資枠1,800万円を埋める予定がない方は、特には気にする必要はないかもしれません。
SBI SCHDの買い方
現在SBI SCHDはまだ新規募集期間であるため、普通に検索するだけでは出てこない可能性があります。
またSBI証券はご存知の通り、非常にわかりにくいことで有名なので、買い方を簡単にご紹介します。
1.上部の「投信」をクリック。
ページの中盤ぐらいに”新規募集・新規取扱”のところにある「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)(愛称:S・米国高配当株式100)」」をクリック。
2.「新規募集投資信託のお申し込みはこちら」から進み、目論見書を確認したら「上記の電子書面、及び下記の「ご注意事項」を確認し、同意します」にチェックを入れ同意して注文入力。
3.あとはご自身のリスク許容度に合わせて投資額を入力する。
先ほど話した特定口座、NISA口座もこの画面で選ぶことができるので、好きな方を選ぼう。
まとめ
SBI証券から新たに登場するSCHD投資信託は、低コストで安定した配当収入を目指したい人にとって絶好の投資商品です。
楽天版との違いや、NISA口座や特定口座での税金調整について理解し、自分の投資スタイルに合った方法を選びましょう。
分配金の受取方法や税金の仕組みを確認し、効率よく資産形成を進めるために、まずは小額から始めてみるのも良いでしょう。SBI証券のマイレージポイントも活用すれば、さらにお得に投資を行うことができます。
楽天証券では販売開始から40日間で残高が500億円を超えた大人気商品。
SBI証券ユーザーはこの機会に一度検討してみてはいかがでしょうか?