ついに正式発表となったGoogle Pixel8シリーズの廉価版『Pixel 8a』が2024年5月14日に発売される。これによりPixel8の全シリーズが発売となるが、一体どれを買えばいいんだろう？という人に参考になれば嬉しい。
Table of Contents
「aシリーズ」とは？
Googleの「a」シリーズは、フラッグシップモデルの高性能カメラや長期的なソフトウェアサポートを維持しながら、より手頃な価格で提供されるスマートフォン。
性能/価格的には、Pixel 8Pro→Pixel8→Pixel 8aの立ち位置。
つまりPixel8の廉価版という話になるが、廉価版と言いつつPixel 8Proと同じチップを搭載しており、恐らく大体の方はこのaシリーズで十分なほどの性能を持っている。
ちなみにPixel 8とPixel 8aの価格差は約4万円。
デザインとディスプレイ
ではここから、この三つのPixel８シリーズの性能の違いを見ていこう。
以下の通り、流石にProと比べると違いは結構出てくるが、無印8と比べると、そこまで負けていない（約4万円違う）
- Google Pixel 8a: 6.1インチのActua OLEDディスプレイ、1080 x 2400解像度、1400ニットの最大輝度、HDRサポート。Corning Gorilla Glass 3で保護され、IP67の防水・防塵性能。
- Google Pixel 8: 6.2インチのActua OLEDディスプレイ、1080 x 2400解像度、1400ニットの最大高度、HDRサポート。Corning Gorilla Glass Victusを使用し、IP68の防水・防塵性能。
- Google Pixel 8 Pro: 6.7インチのSuper Actua OLEDディスプレイ、1344 x 2992解像度、1600ニットの最大輝度、HDR対応。Corning Gorilla Glass Victus 2を採用し、IP68の防水・防塵性能。
パフォーマンス
価格差があるのに、なんと全モデルにGoogle Tensor G3プロセッサーを搭載し、高速な処理能力と最適化されたAI機能を提供。
しかし、カメラ部分は多少差が出てくる。
カメラ
Google Pixel 8
- メインカメラ: 50メガピクセル Octa PD 自動フォーカス付き。
このセットアップは開口部がf/1.68で、被写体との距離に応じてピントを自動調整してくれる。 - 超広角カメラ: 12メガピクセル、f/2.2開口部。
視野角は125.8度と広範囲の景色を捉えることが可能。 - 特徴: 両方のカメラにはLDAF（レーザー検出オートフォーカス）が搭載され、正確なフォーカスを迅速にしてくれる。
低光量環境でも明るくクリアな写真が撮影できます。
Google Pixel 8 Pro
- メインカメラ: 同じく50メガピクセルだけど、Proモデルはf/1.68の開口部に加えて、光学ズームが可能なテレフォトカメラも装備。
- 超広角カメラ: 48メガピクセル、開口部f/2.2で、視野角は125.5度。
超広角カメラはより高解像度で、より詳細な景色を捉える。 - テレフォトカメラ: このモデル独特の特徴で、f/3.5開口部を持ち、4倍の光学ズームが可能。遠くの被写体も鮮明に撮影できます。
Google Pixel 8a
- メインカメラ: 64メガピクセル Quad PD 自動フォーカス。
- 開口部はf/1.89で、Pixel 8と8 Proよりもわずかに明るく設定されている。
- 超広角カメラ: 13メガピクセル、f/2.2開口部。視野角は96.5度と少し狭いけど、十分な広がりを持って撮影してくれるだろう。
- 特徴: 主カメラは高解像度であり、特に夜間や低照度環境でのパフォーマンスが向上。価格を抑えつつも、高品質な写真撮影を可能としている。
つまり、まとめると以下の通り。
Pixel 8は、優れたオールラウンダーで、日常のシーンから特別なイベントまで幅広く対応してくれる。
Pixel 8 Proは、プロ設定もあるので写真愛好家やプロのニーズを満たすための追加機能を提供している。特にテレフォトカメラは、遠距離の被写体の撮影に理想的。
Pixel 8aは、コストパフォーマンスに優れ、日常使いのための高品質なカメラ機能を提供しながらも、価格を抑えている。
ちなみに、どの機種もPixelのお馴染み機能である”消しゴムマジック”や”編集マジック”などは使えるので、そこそこ綺麗に撮れればいいかな？という人ならaシリーズで十分過ぎるほど十分。
バッテリー
Google Pixel 8
- バッテリー容量: 4,575 mAh
- 充電: 急速充電可能
- バッテリーシェア：対応
- ワイヤレス充電: 対応
Google Pixel 8 Pro
- バッテリー容量: 5,050 mAh
- 充電: 急速充電可能
- バッテリーシェア：対応
- ワイヤレス充電: 対応
Google Pixel 8a
- バッテリー容量: 4,492 mAh
- 充電: 急速充電が可能
- バッテリーシェア：非対応
- ワイヤレス充電: 対応していない。
まとめると以下の通り。
Google Pixel 8 は標準的なバッテリー容量を持ち、日常使用に十分な性能。 Google Pixel 8 Pro は、シリーズ中で最大のバッテリーを搭載し、特に長時間使用が予想されるユーザーに最適。高速ワイヤレス充電機能も強化されている。 Google Pixel 8a は価格を抑えるためか、ワイヤレス充電の機能を省略しており、バッテリー容量もやや小さいけど、３機種ともバッテリーセーバーを有効にすれば24時間以上持つ仕様なので基本的な使用にはどれも十分な性能を持っている。
ここは、ワイヤレス充電を使いたいか、いらないかの判断で選ぶと良さそう。
結 論
これから発売されるPixel8aも含め、どの機種もライト層からハイエンド層までオススメの機種。高性能を求めるならPixel 8 Pro、コストパフォーマンスを重視するならPixel 8aが適している。
すべてのデバイスはGoogleの先進技術を搭載しているので、どれを選んだとしてもユーザーに長期的な満足感を与えてくれるだろう。
個人的には少しでも機能を最大限使いたいなら8Pro、プロ機能はそこまで求めないならPixel8aで十分。というか、大体の人は8aで十分。
というのも、今Pixel8aを購入するとGoogle Storeで使えるストアクレジット¥20,000が貰える。
8aの価格は¥72,600なので、予約購入すると無条件で¥52,600で最新のGoogleの技術が詰まったスマホが買える。
プラスしてスマホの下取りも行っているので、下取りの機種によっては¥20,000を切って購入することができるので、今スマホを変えたいと思っている人は是非一度Pixelシリーズを検討してはいかがだろうか？
私もPixel6シリーズから始まり、現在もPixel 8Proをメイン機種として使っているが非常に使いやすく、使っていて楽しいスマホ。
サブ機ではOPPOのRono3を使っていて、流石にポンコツになってきたのでちょっとサブ機としてPixel 8aもいいなぁ・・・・なんて考えている。
