もう耳タコだとは思うけど、スマホは大手キャリアではなく格安SIMを使うのは最早常識的になっていると言っても過言ではない。物価が上がりまくっているこの時代に我々庶民が無駄に垂れ流すお金など一円もないはずだ。
そこで今回は、現在自分もお世話になっているIIJmioを紹介したいと思う。
家計の見直しに繋がれたらこれ幸い。
目 次
隠れた老舗のIIJmio
正式名称は『株式会社 インターネットイニシアティブ』という会社で、頭文字を取ってIIJ(アイアイジェイ)。大手携帯会社とは違い、TVCMはやらないのでなかなか馴染みがない名前だと思うが、実は1992年から格安SIMを扱っている超老舗。格安SIMと言ったらYmobileやUQなどTVCMのおかげでイメージが強いが、広告をあまり出していない分、IIJmioは料金がとてもリーズナブル。
IIJmioはユーザー想い
IIJmioはとてもユーザー想いの会社で、値上げ値上げのこの世の中で2022年4月にはまさかの月額プラン料金の値下げ。さらに2023年4月にはまさかの料金据え置きのギガ数増量するという、逆に大丈夫ですか?と言わんばかりの神対応っぷり。
乗り換えユーザーは超お得
月額料金が安いのに、さらに言えばスマホも慈善団体ですか?と言うぐらい安い。
MNP(他社からの乗り換え)限定にはなってしまうが、スペック的にも悪くない有名ブランドのスマホが一括購入すると¥500台とか、24回払いでも¥22から購入できたりととにかく安いので利用しない以外の手が見つからない。
メリットとデメリット
改めてIIJmioのメリットとデメリットを紹介すると
- 月額料金が安い
- スマホ本体が激安
- ユーザー想い
(ユーザー目線) - mioひかりと併用で
さらに月額が安くなる - 料金プランが豊富
(音声SIM、e SIMなど) - 回線を選べる
(ドコモやau回線) - 5Gオプションが無料
- 決済方法がクレカのみ
- 実店舗がない
まずはメリット部分から見てみる。(3番目までは紹介したので割愛)
固定回線と併用割引
IIJmioには『IIJmioひかり』という固定回線もある。
お家ですでにフレッツ光やキャリア固定回線(ドコモ光など)を使っている場合はスマホに合わせて、固定回線もIIJmioひかりに乗り換えるのがおすすめ。
基本的に固定回線を導入する場合はスマホとセットにするのがお得に契約できるからだ。
IIJmioでは、スマホと光回線をセットで契約することで”mio割”という割引が毎月¥600発生する。IIJmioひかりも基本料金が安い分、そこからさらに¥660の割引は大きい。
IIJmioひかりの料金はマンションタイプだと¥4,356(税込)、戸建タイプだと¥5,456(税込)なので、スマホと一緒に固定回線もIIJmioにすると以下の通り。
- マンションタイプ
光回線 ¥3,696(値引き後)
スマホ ¥990(音声SIM 5ギガ)
合 計 ¥4,686 - 戸建タイプ
光回線 ¥4,796(値引き後)
スマホ ¥990(音声SIM 5ギガ)
合 計 ¥5,786
あとは通話料(もしくはかけ放題オプション)で値段は変わってくる。
私は以前、ドコモ光(戸建タイプ)とドコモのスマホを使っていたんだけど、当時はドコモで約1万円以上取られていたが、IIJmioになってざっくりでも毎月¥5,000の削減、年間で見ると¥60,000の削減になった。
しかも今なら、スマホとセットで最大6ヶ月間料金がゼロ+初期費用無料+huluチケット3ヶ月分+¥15,000のキャッシュバックキャンペーンも行われているので是非活用したいところ。
料金プランが豊富
IIJmioでは4つの契約プランがある。
- 音声SIMプラン
定番の音声(電話)とネットが使えるスタンダードプラン。
SIMの形状は物理SIMになる。 - 音声eSIMプラン
上記のプランと一緒で電話とネットが使えるプラン。
違いは物理SIMか、eSIMの違い。
eSIMは通常の後から差し込むSIMとは違い、初めからスマホなどに内蔵されているチップを使う。SIMが届くまで待たなくてもeSIMなら契約してすぐ使うことができるのがメリット。また通常の物理SIMとeSIMを使いディアルSIMで運用することができる。(同じスマホで電話番号2個持つことも可能)
デメリットとしては、eSIM非対応のスマホがまだまだあることと、機種変する際などeSIMの再発行手続きが必要になってくる(だいたい有料) - データプラン
データプランは電話はできず、データ通信のみ行えるプラン。
PCなど電話を使わないようなデバイスで使う場合に向いている。
音声がない分割安。 - データeSIM
これも音声eSIMプランと一緒の考え。
上記のデータ通信のみのeSIM版。
音声なし、物理SIM無しなのでこのプランが一番最安。
オススメの使い方としては、スマホをもう一台準備しその端末とこのデータeSIMプランを使いデザリング専用機、つまりモバイルルーターの代わりにして使うのがオススメ。メインスマホのバッテリー切れ時など、電話が使えないだけでネットやLINE電話などでは使えるので緊急時に役に立つし、出先などでPCなどを使いたい場合などデザリングを使うことにより、どこでもPC作業ができるので役に立つ。
あとは契約するギガ数で月額料金が変わるので、自分の目的・使い方に合った料金プランを考えよう。
個人的には一番スタンダードとも言える5ギガプランが最適。
こればっかりは貴方が普段どのぐらい通信するかがわからないので、可能であれば家計簿ならぬ”通信簿”をつけてもらいたい。
2、3カ月間ほど自分の使った通信量を分析すると無駄に過剰契約をしないで済む。
家に固定回線がある場合は、きっと5ギガもあれば十分だと思う。
「通信量を多く使う月もあるかもしれない」と日々のプランを上げるのは愚の骨頂。
保険と一緒で、使うかもしれないという不確定根拠で割高な契約をするよりも、使うときに追加オプションで1Gなりを買う方がよっぽど余計な支出を抑えることができる。
IIJmioでは1カ月の繰越利用も可能なので上手く使って欲しい。
回線を選べる
MVNOということで、IIJmioももれなく回線は大手キャリアの回線を間借りして運用している。そんな中珍しいのはIIJmioでは”タイプD”と”タイプA”の回線を契約時に選ぶことができる。つまりは”ドコモ回線”と”au回線”だ。
好みで選ぶといいと言いたいところだけど、契約プランにも影響されてくる。
音声eSIMならau回線のみだし、データ回線ならドコモのみとなっている。
ちなみに私はau回線のタイプAを契約している。
5Gオプションが無料
今の所いうほど恩恵はあまりないが、IIJmioでは5G通信が無料で使える。
もちろん5G対応のスマホかつ、利用エリアも関係してくるがとにかく条件が合えば無料で5Gが使える。
決済方法がクレジットカードのみ
ここからはデメリット面。
と言いつつ、個人的にはデメリットとしては見ていない。
IIJmioの支払い方法はクレジットカードのみとなっている。
むしろ同じお金を払うなら、クレジットカードの方がポイントが貯まるので銀行振込よりも、クレジットカード払い一択だと私は思うが、中にはクレジットカードをあまり使いたくない・使えないという人もいると思うのでこの点は注意が必要。
実店舗がない
機械類が苦手な人には一番の心配点になるかもしれないが、UQやY!mobileなどのようにIIJmioは実店舗がない。なのでわからないことを聞きたい場合や、何か手続きしたい場合などは自らオンライン上で行う必要がある。
とは言え、今はネットで何度も調べられる時代。
YouTubeなども活用すると、大体の問題は解決することができる。
IIJmioの公式サイトでもチャットサポートがあるのでそこまで心配することはないと思う。というか、そもそもそんな問題も起こらないので安心してほしい。
なぜ行動しないか
これだけ色んなところで格安SIMにした方がいいと言っているのにも関わらず、いまだに大手キャリアを使っているそこのあなた。
その気持ちはすごくよくわかる。自分も15年以上ドコモをずっと使ってて、格安SIMにした方が安くなるのはわかっているんだけども、めんどいが先に勝ってしまうんだよね。
ましてや自分の場合はスマホはドコモ。固定回線はドコモ光。家はIoTガジェットの数々・・・余計に面倒くさいし、もう少しで更新月だからそれまでの我慢と躊躇していた。
だけども、資産運用に目覚めてからというもの日々の無駄な生活費を見つけ出し、削減して将来のために投資することに快感を覚えて?しまってからというもの、むしろ今すぐ格安SIMにしたいという欲求の方が強くなった。
実際は調べてみると、大手キャリアの解約金は実は廃止になっていたり、やってみると案外簡単に乗り換えることが可能だったので、もっと早くやっておけばよかったという思いになったぐらい。
仮に解約金を数万と取られたとしても、トータルでみると早く安い方に乗り換えたほうがすぐにでもペイできる。目の前の損得に踊らされずトータルで考えるのがオススメ。
効果的な収入UP法
格安SIMにすることで年間約¥60,000も削減することができる。
しかも、一度やってしまえば自動的に。
給料を上げるのはなかなか難しいが、こう言った固定費を削減することで実質収入を大幅に増やすことができる。
面倒と思って後回しにしたい気持ちはわかるけど、早くやればやっただけ自分の資産は増えていき生活が豊かになっていく。
格安SIMにして2年ほど立つけど、よく言われる時間帯によって速度が遅いとか使用上で困ったことは一度もない。
使用上何も変化がないのに、一度取り入れることであとは手放しで年間¥60,000もの自由なお金が増えると思うとワクワクしませんか?
2025年問題がもうすぐそこまで来ている今、会社はもちろん、政治に無駄に期待するよりも、今、自分ができることをしてもしもの時に備えるという心構えが必要だと思う。
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