少し間挟んでしまいましたが、大阪出張記事第三弾。(そして最終回)
今回は前回ご紹介した難波八阪神社の割と近くにある『法善寺』をご紹介します。
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法善寺について
大阪・なんばの中心に位置する法善寺は、寛永14年(1637年)に中誉専念法師によって創建された浄土宗の寺院だそうです。
本尊は阿弥陀如来で、水掛不動尊(金毘羅天王)、お初大神(岡山最上稲荷)も祀られています。「千日前」という地名は、専念法師が千日間の念仏回向を行ったことに由来します。
ノスタルジックな雰囲気がおすすめ
法善寺横丁はなんと言ってもノスタルジックな雰囲気がおすすめ!
ふわっとお線香の匂いが立ち込めていて提灯も沢山あり、まるでちょっとした台湾の九份のような雰囲気を味わえます。
法善寺横丁は、長さ80m、幅3mの石畳の路地で、約60軒の飲食店が並ぶ情緒あふれるエリアです。江戸時代からの歴史を持ち、小説『夫婦善哉』や歌謡曲『月の法善寺横町』の舞台にもなったそうです。
今回は日中だったが、夜に来るとまた雰囲気がとても良さそうな空間でした。
法善寺の御朱印
法善寺では、2025年2月現在、複数の御朱印をいただくことができます。
- 朱印 500円(直書きor書き置き)
- 特別朱印 500円(書き置き)
- 干支朱印 500円(書き置き)
個人的にできれば直書きしてもらいたいんですが、ついつい特別なタイプの方を選んでしまうので、書き置きタイプが多くなってしまうんですよね・・・。
ちなみに上記は特別朱印になります。
また、法善寺さんではシールなどのグッズも販売されており、ちょっと可愛かったので購入を迷いました。(結果的に書いませんでしたが)
授与所の受付時間
法善寺の参拝は24時間可能ですが、授与所の受付時間は午前10時から午後6時までとなっています。
御朱印の他にもお守りや、おみくじ等もこの時間での受付になるので、訪問の際はご注意ください。
水掛不動尊
法善寺には水掛不動尊というとても珍しいものがあります。
なんとこの緑、全て苔!!
なんでも、身体の悪い部分に願掛の水をかけることで、その不調部分が良くなったり、素敵な出会いを求める人は、両脇にある像に優しく水をかけることでご利益があるという言い伝えがあるそうです。
そうやって長い年月、訪れる人々に水をかけられてこのような鮮やかな緑の苔に包まれた珍しい姿をしてるとのこと。(凄すぎる・・・)
しかし、私。
あまりにも短い時間の弾丸観光だったため、この存在に気づかず、今こうして記事を書く際に調べた時にその存在を知ったという失態・・・・。
恐らくすぐ横を通ったはずだったのに・・・。それほど時間に焦っていたようです・・・。残念。
年中行事
法善寺では、以下の年中行事が行われているようです。
- 毎月28日:水掛不動明王護摩法要(19:00〜21:30)
- 1月2日・3日:正月初護摩・獅子舞奉納
- 2月3日:節分会(福豆まき・福樽酒鏡開き)
- 4月第1土曜または日曜:花祭り(甘茶かけ・お菓子のおすそ分け)
- 8月10日・11日:法善寺祭り
- 8月23日・24日:地蔵盆
- 10月9日・10日:金毘羅大祭(落語・マジック・ミュージックイベントなど)
アクセス情報
- 住所:大阪市中央区難波1-2-16
- 電話番号:06-6211-4152
- アクセス:
- 「なんば駅」下車、なんばウォークB16出口から北へ徒歩1分
- 「日本橋駅」下車、なんばウォークB18出口から北へ徒歩1分
- 参拝時間:24時間可能
- 授与所受付時間:午前10時〜午後6時
まとめ
法善寺は、歴史と情緒あふれる大阪の名所です。
難波八阪神社にも比較的近いので、ぜひ合わせて御朱印巡りや法善寺横丁の散策を通じて、心豊かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
そして、法善寺に行った際はぜひ水掛不動尊を見ることをお忘れなく!(写真のめっちゃ正面にいました)
あとがき
というわけで、大阪出張のお話はこれでおしまいです。
大阪は高校の修学旅行の時に行ったのと(USJのみだったので街には寄ってない)、数年前神戸出張の時に伊丹空港を使ったぐらいなので、ほぼ初大阪だったわけですが、大阪いいですね。楽しい。
法善寺の後、新大阪駅に向かう際に迷ってしまって「やばい!時間ない!」と焦って歩き回っていたら上記の”ザ・大阪!”のこの場所にたまたまたどり着いたんですが(余裕ないのに呑気に写真とる私)
道中に面白そうなお店たくさんあるし、何よりめちゃめちゃいい匂いに包まれてもっとゆっくりと観光したかったなぁ・・・・。
万博も何かと色々あるようですが、それを抜きにしても面白い街だなぁと思うので、これから万博に行く方や、大阪に観光に行く方はぜひぜひ楽しんできてくださいね!この記事も少しは参考になれれば嬉しいです!